遺品整理と片付けの始め方。遺品整理に困ったら安楽院がお手伝い致します

ご家族がなくなり、故人が残した品々を前に、「何から手をつければいいのだろう」と途方に暮れる方は多いです。

 

感情的な負担に加え、物理的な片付けの作業量に圧倒されてしまうことは珍しいことではありません。

 

しかし、遺品整理において品々の片付けは故人を偲び、自身の心を整理する大切な時間でもあります。

 

今回は、遺品整理をスムーズに進めるための具体的な手順や心構え、そしてご自身で片付けを進める際の効率的な方法をご紹介します。

 

故人への感謝の気持ちを大切にしながら、一歩ずつ前に進むためのヒントをお伝え致します。

 

 

遺品整理・片付けの始め方 何から手をつければよいのか?

自宅

 

遺品整理でまずは荷物の片付けと考える方は多いと思います。

しかし、遺品整理は片付けの構えにしっかりとした段取りの組立や準備を行うことが成功のポイントです。

 

 

遺品整理の前に知っておきたい「大切な心構え」と「準備」

まず、遺品整理の片付けを行う前に「無理なく、できる範囲で進める」という心構えを持つことが大切です。

 

例えば、故人が特に大切にしていた品や、家族にとって価値のある品について、事前に話し合っておくことで、スムーズな遺品整理につながります。

 

そして、短期間で全てを終わらせようとするのではなく、数日や数週間に分けて取り組む計画を立てるのが賢明です。

 

余裕をもって、「いつまでに判断するか」という期限を設けることで、迷う品への執着を断ち切りやすくなります。

 

ただし、あまりに短期間で片付けをすべて終わらせようと考えると故人が亡くなったことによる心の疲れやストレスに加え、肉体的な疲れもでてしまうため、ある程度ゆっくり落ち着て片付けを行うことをおすすめします。

 

 

部屋別・品目別の遺品片付けのコツ

遺品整理は、部屋や品目によって片付けのコツが異なります。

 

例えば、リビングや寝室といった生活空間は、故人の私物が多いため、思い出の品に遭遇しやすく、感情的になりやすい場所です。

 

こうした場所では、無理に一度に全てを片付けようとせず、写真や手紙など、特に感情移入しやすいものから一時的に離れて作業を進めるのも一つの方法です。

 

また、タンスやクローゼットの中は、衣類や小物が多いですが、衣類はリサイクルや寄付、布製品として再利用できるものもあります。

 

食器棚の食器類は、欠けているものや使用頻度が低かったものは処分を検討し、思い出の品や使用できるものは残すという基準を設けると良いでしょう。

 

水回りの整理では、使用期限切れの洗剤や化粧品、医薬品などが多い傾向にあります。

 

これらは適切な方法で処分することが重要です。

 

特に、長年使われていなかった家電製品や家具は、状態によっては買い取り業者に依頼したり、不用品回収業者に相談することも検討しましょう。

 

私たち安楽院では、不用品の買い取りや処分に関するご紹介も行っており、お客様の負担を軽減できるよう努めています 。

 

また、仏壇や神棚、遺品などの供養についてもご相談いただけます 。

 

 

遺品整理をスムーズに進めるための実家の片付け術と注意点

本棚

 

実家の片付けは、ただ物を整理するだけでなく、故人との思い出と向き合う大切な時間です。

 

特に遠方にお住まいの場合、時間的、体力的な負担も大きく、何から手をつけて良いか迷ってしまう方も少なくありません。

 

しかし、適切な時期と段取りを踏むことで、遺品整理をスムーズに進め、心の負担を軽減することができます。

 

実家の遺品整理はいつから始める?時期と段取りのポイント

一般的には、葬儀や四十九日法要などの区切りがつき、ある程度気持ちが落ち着いてから始める方が多いです。

 

事前に親族と話し合い、協力者を募ることも有効な手段です。

 

まず気が付くのは捨てられない遺品の多さだと思います。

 

思い出の品や写真、また、故人が大切にしていたものなど残された家には意外に多いものです。

 

そのため、試していただきたいのは、「保留ボックス」を用意することです。

 

故人の愛用品を形見分けとして親族や友人に贈ることも、品を活かす良い方法です。

 

「保留ボックス」という整理する場所を設けることで、まずはいらない品々を気兼ねなく整理することができます。

 

 

遺品整理ができない場合、信頼できる遺品整理業者を利用しよう

「保留ボックス」など工夫をしながら遺品の片付けを行っていても、遺品整理の多さに愕然とされるかも多いと思います。

その場合、おすすめなのが、遺品整理業者です。

 

遺品整理業者はその名前の通り、「遺品整理のプロフェッショナル」です。

 

信頼できる遺品整理業者を選ぶことは、後悔しない遺品整理を行う上で非常に有効です。

 

まず、遺品整理業者探すときに最も重視すべきは、「遺品整理士」の資格を持ったスタッフが在籍しているかどうかです。

 

 

遺品整理士は、遺品に関する専門知識を持ち、遺族の気持ちに寄り添った適切な対応ができることを証明する資格です。

 

安楽院では、遺品整理士の資格を持ったスタッフが、最初のご相談から作業完了まで一貫して丁寧に対応いたしますのでご安心ください

 

次に、見積もりを依頼する際は、必ず複数の業者から相見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。

 

見積もり内容が明確で、追加料金が発生する可能性について事前に説明があるかを確認しましょう。

 

例えば、「廃棄物処理費」や「分別作業費」など、内訳が詳細に記載されているかどうかがポイントです

 

また、急な追加料金を請求するような業者や、見積もりをせずに作業を始めようとする業者には注意が必要です。

 

さらに、業者の実績や口コミも参考にしましょう。

 

実際に利用した方の声は、業者の対応やサービスの質を知る上で貴重な情報となります。

 

安楽院では、「やってよかった」そう思える遺品整理を提供できるよう、お客様一人ひとりに寄り添ったサービスを心がけております

 

また、不用品の買い取りや、仏壇・神棚の供養など、遺品整理以外のサービスも充実しているかどうかも確認ポイントです。

 

遺品整理に伴い、売買や供養、解体など様々な手続きが必要になることが多いため、幅広いサービスに対応している業者であれば、窓口が一本化され、遺族の負担を軽減できます

 

安楽院では、葬儀だけではなく、遺品整理のサービスも得意としており、さらに新盆や長野県の喪中の習慣 「おさみし」の習慣などトータルでお手伝いさせていただきます。

 

 

遺品整理にかかる費用とその内訳

遺品整理にかかる費用は、遺品の量や種類、作業を行う建物の状況(エレベーターの有無、搬出経路など)、オプションサービスの利用の有無によって大きく変動します。

一般的に、遺品整理の基本料金は、「廃棄物処理費」と「分別作業費」で構成されます。

安楽院の場合、2t車1台あたり66,000円(税込)からとなっており、廃棄する量や品物によって料金が決定します

 

廃棄物処理費は、遺品を適正に処分するための費用で、可燃物、不燃物、家電製品など、廃棄物の種類や量に応じて変わります。

 

分解が必要な品物については、別途料金が発生することもありますので、見積もり時に詳細を確認いただければと思います。

 

分別作業費は、遺品の仕分けや梱包にかかる人件費です。

 

遺品の量が多いほど、作業時間も長くなるため、費用も高くなる傾向にあります。

その他にも、以下のような費用が加算されることがあります。

 

    • 特殊清掃費用:故人様の状態や時間が経過したことにより、お部屋の汚染がひどい場合は必要となる場合があります
    • 消臭費用:部屋に残る臭いを消すための費用です。安楽院では、遺品整理の基本サービスに初期消臭が含まれています 。
    • ハウスクリーニング費用:遺品整理後の部屋をきれいに清掃する費用です。安楽院の会員様には、作業終了後に部屋の簡易清掃(5,000円相当)を無料でサービスしています
    • 運搬費用:遠方への運搬や、トラックの台数が増える場合に発生することがあります。
    • 供養費用:仏壇や神棚、故人が大切にしていた品などを供養する費用です

安楽院では、ご要望に応じた詳細な見積もり提示させていただき、不明な点は事前にご納得いただくまで丁寧に説明しております。

 

遺品整理後の手続きまで安心してお任せできる業者とは

遺品整理では、片付けだけでなく、これらの付随するサービスを総合的にサポートしてくれる業者がおすすめです。

安楽院では、不用品の処理・破棄のご紹介、不用品の買い取り紹介、土地建物の売買相談・紹介、家屋の解体工事、空き家管理、さらには司法書士の紹介まで、幅広いサービスを提供しております

 

これにより、お客様は遺品整理からその後の手続きまで、一つの窓口でスムーズに進めることができます。

 

例えば、故人が住んでいた家を売却したい場合、遺品整理と並行して不動産の相談を進められるため、時間と手間を大幅に削減できます

 

また、専門的な知識が必要となる法律問題や相続に関する相談についても、提携する司法書士を紹介できるため、安心して手続きを進められます

 

遺品整理は故人の人生を締めくくる大切な区切りであり、遺族の心の整理でもあります。

 

だからこそ、安心して任せられる、総合的なサポート体制が整った業者を選ぶことが、後悔のない遺品整理につながるのです。

 

遺品整理と生前整理の違いとは?代行サービスの活用も視野に

遺品整理と似た言葉に「生前整理」がありますが、両者には明確な違いがあります。

 

遺品整理は、故人が亡くなった後に残された品々を整理することであるのに対し、生前整理は、ご自身が生きているうちに身の回りの品や財産を整理することを指します。

 

生前整理は、残される家族に負担をかけたくないという思いから行われることが多く、自身の意思が反映されやすいという特徴があります。

 

例えば、エンディングノートを活用して、財産の詳細や希望する葬儀の形式、遺品の処分方法などを具体的に記しておくことで、もしもの時に家族が困惑することを避けられます。

 

安楽院でも、終活の一環としてエンディングノートの活用をおすすめしており、自分自身の考えや思いを家族に伝える大切さを啓蒙しています。

 

 

 

遺品整理と片付けの始め方。遺品整理に困ったら安楽院がお手伝い致しますのまとめ

遺品整理は、故人への感謝と敬意を込めて行う、非常に大切なプロセスです。

 

遺品整理を「何から始めるべきか」という基本的な疑問から、ご自身で進める際の具体的なコツ、そして実家の片付けにおける注意点、さらには専門業者に依頼する際のポイントや費用相場まで、幅広く解説しました。

 

安楽院は、ただ遺品を整理するだけでなく、お客様一人ひとりの心に寄り添い、故人様への想いを大切にした遺品整理を心がけております。

 

ご自身での作業が難しい場合や、どこから手をつけて良いか迷われた際は、私たち安楽院にぜひご相談ください。

 

遺品整理士の資格を持つ専門スタッフが、お客様の不安を解消し、真心込めてお手伝いさせていただきます。

 

遺品整理を通じて、故人様との思い出を大切にしながら、前向きな一歩を踏み出すお手伝いができれば幸いです。