長寿県の長野。だから終活にこだわる理由。
長寿県・長野の誇り
長寿県として定着した我が長野県。
今や「人生100年時代」のトップランナーと言っても過言ではないと思います。
平成22年(2010年)の都道府県別生命表で長野県は「平均寿命」が男女とも1位となりました。
かつて長寿といえば沖縄県のイメージが強かったのですが、ここ数年は「長野県=長寿県」が定着した感があります。暖かい沖縄から寒い長野へ。長寿のバトンが渡されました。
健康寿命と長野県の現状
最も新しい平成27年発表(2015年)のデータでは、長野県は男性が2位、女性は連続の1位となりました。
男女ともベスト3入りしているのは長野県だけ。ここは胸を張って「長寿県」と言い切りましょう。
「平均寿命」に加えて、もうひとつ注目される指針は「健康寿命」があります。
これは「日常生活で支援や介護を受けず、元気に自立して動ける期間」のことなのです。
じつは健康寿命の全国ランキングで長野県は、男性6位、女性は17位。
意外ですが平均寿命と比較すると、やや残念な結果になっているのですね。
ピンコロと長野県
ところで皆さんは「ピンピンコロリ」という言葉を聞いたことはありますか?
これは「ピンピンと元気なままで年齢を重ねて、長く病まずにコロリと死のう」という意味で、長野県から誕生した言葉です。
略して「ピンコロ」。まさに健康長寿の理想といえますね。
ピンコロについては「【終活ブログ】長野といえばピンピンコロリですね。」により詳しい解説をしているのであわせて読んでみてください。
終活と長野県の関わり
ここで「終活」の話題に移ります。
第1回目のブログでも触れましたが「動けるうちに、喋れるうちに、出来ることをする」。それが終活の考え方です。
つまり健康寿命が長ければ長いほど、終活を行う時間も自ずと長くなるということですね。
質の高い終活を目指して
そこで我々から皆さんへご提案です。
健康でいる期間が長いことはもちろん悪くはないのですが、それだけだと何かが足りません。
問われるのは、やはり「質」。その期間を、どのように過ごすかが重要と言えます。
身体に気を遣うこと。楽しんで過ごすこと。後悔のない人生を送ること。
これを実現するには、ちょっぴり準備と知識が必要ですね。
「寒い季節はやっぱり温泉です。楽しみながら終活を!」なども参考になるのであわせて読んでみてください。
長野の終活モデル
ふたたび、ご注目いただきたいのが我が長野県。
長寿県になった理由や特徴を紐解いていくと、「理想的な終活」の条件がいくつも揃っています。
山々に囲まれた自然。豊富な農産物。真面目な県民性。
その他にも、様々な魅力が長野にはあります。
もしかしたら「長野の終活」は、全国のモデルケースになる可能性がありますよ。
信州のピンコロ終活
そこで掲げるキーワードは『信州のピンコロ終活』。
信州で元気に生活しながら終活も行い、最期はコロリと大往生。
これを合言葉に、今後もブログで情報をご提供していきます。
関連記事:さあ終活をはじめよう!意識しておきたい「5つのこと」
次回のテーマは「健康寿命とロコモティブシンドローム」から終活を語ります。ご期待ください。