長野県は医療費が〇〇ってホント?健康と病院と終活のお話し。
今年もいよいよ残り1ヶ月。一年経つのは早いですね。
いよいよ冬本番。寒さが増していきます。皆さん風邪などひいていませんか?
体調を壊すとお世話になるのが病院です。
「熱が出た」「持病がある」「足や腰が痛い」「目の具合が悪い」「虫歯がある」などなど症状は人それぞれ。
病院はお世話になるより、ならない方がいいのが本音です。
とはいえ生きていく上で、切っても切り離せない存在でもあります。
病院に行く回数が増えれば、同時に増えるのが出費です。いわゆる医療費ですね。
診察のときは必ず「健康保険証」を窓口で提出します。ちなみに皆さんは何割負担ですか?
ご存知の通り年齢によって割合は変わります。
未就学児 2割
6歳~69歳 3割
70歳~74歳 2割
75歳以上 1割
※70歳以上でも現役並みの所得がある人は3割
例えば3割負担の60歳の場合。病院で900円払った場合、実際の医療費は3,000円となります。
ここで注目するのは「後期高齢者」です。
ちなみに、この呼び方。平均寿命が延びている現在「変更しよう」という動きもありますね。
さて以下のデータをご覧ください。
75歳以上の「後期高齢者」のデータです。
なんと長野県は医療費が全国で「6番目」に低いのです。
医療費が少ないから、病院へは行く回数も少ない。
長野県の人は「健康への意識」が高い。それがいい結果に結びついているのでしょうね。
その理由は何か?長野県では健康増進運動が盛んだったことが影響していると考えられます。
まずは昭和50年代に「県民減塩運動」や「食卓”愛”の運動」がスタートしました。
平成に入ると「食生活指針」「県民運動指針」が出来上がり、時代に合わせて「食育推進計画」と進化し、健康増進運動は継続して行われてきました。
もちろん食事からの健康づくりも大切ですが、同時に身体を動かすことも重要です。
寒い冬でも、お家でできること。
前回のブログで触れたロコモ防止トレーニングも、ぜひお試しください。
健康な身体づくりも立派な終活!~ロコトレはじめませんか???~
また専門的な筋トレについては、当社グループの「スパサルーテ」にお問合せくださいね。
さて、お話しは戻り「医療」について。
皆さんの中で「近くに病院がない」とお困りの方はいらっしゃいますか?
長野県は人口10万人当たりの病院の数で、全国平均を下回っています。(平成27年現在)
かつて施設の数は減少傾向でしたが、平成10年以降は横ばい状態だとか。
そんな状況の中「長寿県」をキープしている長野。これは特筆すべき点です。
最後にお伝えしたいこと。
前々回の当ブログでも触れましたが、目指していきたいのは「ピンコロ終活」。
信州で元気に生活しながら終活も行い、最期はコロリと大往生。
そのために「病院と上手にお付き合いする」こともポイントです。
ピンコロについては「【終活ブログ】長野といえばピンピンコロリですね。」、長野県の長寿については「長寿県の長野。だから終活にこだわる理由。」にも詳しい情報を掲載しています。
重要なのは「かかりつけ医(主治医)」の存在。
「気軽に相談できる」「素早く対応してくれる」「しっかり話を聴いてくれる」
安心できる「かかりつけ医」が健康のカギを握ります。
お薦めしたいのは近所の病院。歩いて通える施設が最適です。
それでは皆さん身体に気を付けて、寒い冬を乗り切りましょう!
次回の安楽院終活ブログは
「葬儀社について知ることも、大切な事なんです」をお届けします。
更新は12月中旬を予定!