【終活ブログ】長野といえばピンピンコロリですね。
長野県と長寿のお話し。「信州の終活ブログ」の第2回で触れましたね。
そのとき掲げた『信州のピンコロ終活』というキーワード。
今回は『ピンコロ』のルーツに迫ります。
また、「長寿県の長野。だから終活にこだわる理由。」も参考になるのであわせて読んでみてください。
元気に長生きをして、最期に亡くなるときは大往生。それが「ピンピンコロリ(PPK)」と言われています。
ちなみに長い間、寝たきりで亡くなるのは「ネンネンコロリ(NNK)」ですね。
この「ピンピンコロリ」という言葉。じつは発祥となったのは長野県の高森町なのです。
ピンピンコロリ運動の始まり
昭和55年のこと。社会教育主事の北沢豊治さんが高森町に派遣された際に、健康長寿体操を考案しました。
その3年後、日本体育学会へ「ピンピンコロリ運動」として提案したのが始まりなのです。
次第に平均寿命が伸びていった長野県。平行して「ピンピンコロリ体操」も広がっていきました。
ぴんころ地蔵の誕生と参拝
また平成15年には予防医学の発祥の地・佐久市に「ぴんころ地蔵」が誕生しました。
場所は成田山薬師寺。先日、足を運び「ぴんころ地蔵」に会ってきましたよ。(長野県佐久市原467)
自動車だと「佐久南インター」から約10分。専用の駐車場からすぐ近く。
成田山の参道入口に可愛いお地蔵さんの姿を発見しました。
赤いのぼり旗には「元祖ぴんころ地蔵」の文字が。山門の左側に屋根があり、井戸と地蔵さんが並んでいます。
愛媛県今治市の作家・馬越正八氏のデザインで、欧州産の御影石を使用しているそうです。
看板には「手を合わせ頭を下げ、顔を見合わせ頭を撫でる」とお参りの仕方が書いてありました。
にこやかに微笑むお地蔵さんに近づき、しっかりと長寿とピンピンコロリをお願いしてきましたよ。
せっかくなので、大きな山門をくぐりその先の薬師寺へお参りもしてきました。
ぴんころ地蔵と合わせて、閑静なパワースポットですね。皆さんもぜひ参拝してみてはいかがでしょうか。
ぴんころ食という郷土料理
先日、新聞で「ぴんころ食」という記事を読みました。
佐久市の高校生が、郷土の食材で健康長寿食作りに挑戦したようですね。
「ピンピンコロリ」は、いろいろな形で広がっていますね。
これからも、目指せピンピンコロリでいきましょう!