【終活ブログ】グリーフについて
人生における「お別れ」とグリーフの重要性
人生の中で「お別れ」は切っても切れないものです。
特に家族や友人との死別は、覚悟ができている場合でも、突然の場合でも、受け止め切れない感情が沸いてくるものです。
じつは私の知り合いが10月に50代でこの世を去りました。
長い闘病の中で始まったコロナのパンデミック。会いたくても会えない状況が続き、言葉を交わせずのままお別れでした。今も悔しい思いが頭をよぎります。
グリーフとは何か?悲嘆の感情に向き合う
今回のテーマは「グリーフ(悲嘆、Grief)」です。自分にとって大切な人やもの、事柄など、何かを失うことで起こる反応のことで、深い悲しみ、苦悩を意味する言葉です。
グリーフによって出てくる感情は「混乱」「パニック」「怒り」「ショック」「あきらめ」「落ち込み」「無関心」「孤独」などがあります。
皆さんの中でグリーフを経験し「こんな気持ちになって、自分はおかしいのかな?」と思った方はいらっしゃいませんか?
いつもと違う心の変化は当たり前のこと。おかしいとは決して思わないでくださいね。
身体に現れるグリーフの影響
またグリーフを経験すると身体にも変調をきたすことがあります。
「ご飯が食べられない」「眠れない」「起きられない」「頭が痛い」「疲れが取れない」などなど。
そんなときは無理をせず、十分な休養を取って身体を休ませてくださいね。
グリーフと向き合うための「グリーフケア」
グリーフは治すものでも、乗り越えるものでもなく、時間をかけながら上手に付き合っていくもの。
そこで喪失や痛みを抱えた方々に心を寄せて、回復の支援をすることを「グリーフケア」と呼びます。
この言葉が広く知られるようになったのは、2005年4月に起きたJR福知山線の脱線事故がきっかけだったと言われています。
安楽院グループのグリーフケアイベント『追想のつどい』
ちなみに安楽院グループではグリーフケアを目的としたイベント『追想のつどい』を定期的に開催しています。
今年は12月25日に結婚式場テラスグランツで行います。ご興味ある方はお問合せください。
2022年の振り返りと今後の取り組み
2022年もあと少し。今年もいろいろなことがありました。
安楽院グループは皆さまのお気持ちに寄り添うサービスを引き続き心掛けて参ります。
大切な人への思いと向き合うために。グリーフのおはなし。にもグリーフについて詳しい解説をしています。