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【終活ブログ】生前整理について

投稿日:2022/06/18コラム

季節は紫陽花(アジサイ)へと変わっていきます。花言葉は無常、神秘的、寛容。などなどその色によって様々です。

 

今起きている戦争や、コロナの差別なども「寛容」を忘れてしまっている人間の「無常」のような気がいたします。

 

 

 

 

命には限りがある事は誰でも知ってはいます。どんな終わり方にしたいかを描き実践するのは自分次第です。

 

幸いに長生きするかもしれませんし、突然終えてしまうかも知れません。その時の為に、家族が困らぬよう少しでも早く「終活」を始めていただきたいのです。

 

ただ「そこにたどり着く」までに、特に晩年の時間を、どんな暮らし方をしていたいのか創造していくのが終活でもあるのです。

 

バリバリで仕事をしながら迎えたい人もいるでしょうし、穏やかにスローライフを楽しみたい人もいます。

 

いずれにしろ「自分らしい人生の終い方」を自己決定するのが終活です。今回のテーマであるその第一歩が「生前整理」と言ってよいでしょう。

 

 

資料1.年代別終活の実施率 ㈱マクロミル「終活に関する意識調査」より

 20代・・0.5%  30代・・1.7%  40代・・8.7%
 50代・・12.4%  60代・・33.3%  70代・・50.1%

 

資料2.終活を始めたい年齢 ㈱楽天インサイト「終活に関する調査」より

 20代・・0.5%   30代・・1.7%   40代・・4.9%
 50代・・12.4%  60代・・42.1%  70代・・25.4%

 

 

上記資料1.2をご覧いただいてわかる通り、80代の数値がありませんが、さすがに終活が終わっているか、出来ないか・・だと思います。

 

資料2.の終活を始めたい年齢は60代と考えている方が42.1%と最も多いのですが、実際は資料1.の70代が最多となっています。

 

現実感として60代では「まだ早いな!」と思っている方が多いのでしょう。

 

しかし体の老化や体力のことを考えれば遅くても60代で始めなければ思い通りの終活にならないことも考えられます。

 

 

「生前整理」と相対する言葉で「遺品整理」があります。

 

これは亡くなったあと家族、親族が止むを得ず行っている事なのです。何をどうしていいのやら訳が分からず、大変な苦慮を強いられることが多いのです。

 

「尻ぬぐい」と言う言葉があります。それを家族にさせるのは本意ではありませんよね・・「自分の○○は自分で拭く」という事なのであります。

 

さあ、今から自分の「人生最高の終い方」を始めましょう!!

 

 

以前終活をしている有名人のお話をしました。

 

【髙橋秀樹(俳優)・中尾彬夫妻・いとうあさこ(芸人)・夏木マリ(女優)・樹木希林(故人)】等々。

そのほとんどの方が、「生前整理」から始めています。

 

 

 

生前整理の3要素は

 

 

 

さらに主要6項目は

 

①持ち物の片づけ(断捨離)

 

②財産整理

 

③デジタルツールの整理

 

④遺言書、エンディングノートなどへの記入

 

⑤葬儀、お墓の準備

 

⑥メッセージ

 

となります。

 

解説いたします。

 

①持ち物の片づけ

一時、断捨離と言う言葉が流行しました。

 

断~悪い習慣を断つ 

 

捨~心配事を捨てる 

 

離~物欲の執着から離れる

 

というのが元の定義だそうです。単にモノを減らすだけというより精神的な部分が大きいようですね。

 

とは言えわたし達は衝動買い、便利なもの、ちょっと贅沢なもの、自分にとっては良くても家族の方々にも必要とは限りません。そこは冷静な対応が求められます。

 

 

 

特に重たい家具などは中身をチェックして早めに処分しないと「遺品整理」として大きな手間がかかります。

 

ここでのポイントは無理をしてすべてを捨てようとせず、お気に入りの食器や衣類、特に想い出深いものは残しながらシンプルな暮らしを心掛けることです。ストイックなまでに減らしすぎないでください。

 

②財産整理

 

「財産などない」とおっしゃる方もいますが、意外なところに相続税がかかったりすることもあります。

 

借金、ヘソクリも含めて入念にチェックしてください。

 

 

③デジタルツールの整理

 

パソコンやスマホが開けない!最近デジタル遺品として苦慮されています。

 

 IDやパスワードはしっかり記録し、また都合のよくないもの・・?はしっかりと処分しておいて下さい。

 

 

④遺言書、エンディングノートなどの記入

 

遺言書は実質2種類。「公正証書遺言」と「自筆証書遺言」です。

 

自筆の場合は費用もあまりかからず、証人も不要ですが内容が曖昧だったりすると無効になることもあり注意が必要です。

 

やはり公正証書と同様にプロのアドバイスが必要です。その際は弁護士など法律の専門家にご相談ください。

 

 

 

⑤葬儀、お墓の準備

 

葬儀の準備も出来そうでなかなか出来ていない実情があります。

 

ご家族には簡単に地味にやって欲しいと伝えていても、具体性がないのでイメージが薄いのです。

 

やはりお墓の内容も含めて④の※エンディングノートなどに書き記しておくことが重要です。

 

 

 

※エンディングノートについて

 

ご存知の方が多いと思いますが、終活に大事なツールとなってきます。

 

上記の財産の状況、パソコンや携帯のパスワード、葬儀のやり方の希望や使って欲しい写真まで張り付ける場所があります。

 

そしてわたくし自身が最も重要な終活と考えている「尊厳死」の意思表示も記載するようになっています。考え方が変わったら書き換えても結構ですので、主

要な記入が終わりましたら、保管場所を決め家族に伝えるか、手渡しておくのが良いと思います。

 

参考までに終末医療についての表明書を別添しておきます。

3.の臓器提供をしていない方は未記入で結構です。

 

他項目においてもご自分の文章、言葉に書き換えていただいても問題ありません。

 

要は家族、医療従事者への意思表示を目的としたものです。念の為尊厳死協会に登録するのも良いですし、ご家族に渡しておいても有効です。

 

 

 

 

 

⑥メッセージ

 

メッセージは家族、友人、会社等々、とにかくお世話になった人へのお礼の言葉を残しておくことです。

 

直接本人に伝えるのがベストです!シャイな方は文章にしっかり残して保存しておいて下さい。昨今ではビデメッセージを作る方もいらっしゃいます。

 

この「感謝の言葉」については終活していなくても、伝えることが必要ですよね。

 

 

わたくしも父、母、そしてつい先日姉を見送りました。しかし生前ちゃんと感謝の言葉を伝えていたかと言うとそうではありませんでした・・・     

 

姉には父母の死後、どれだけ世話を懸けたことか・・やはり後悔は残ってしまいました。

 

いつかの時の為に、見送る側も、見送られる側も「ありがとう」の言葉を普段から伝えなければと、痛切に感じています。

 

 

 

 

 

 

今月の推薦図書 「コロナ時代を生きるヒント」

鎌田 實(諏訪中央病院名誉院長)著 潮出版社

 

鎌田實先生は「貯金よりも貯筋」とおっしゃっています。確かに老後の貯金2千万を溜めるより、転んで寝たきりにならない筋力をつける方がわたくしには現実的です。年齢は幾つであっても筋力はつくのだそうです。

 

さあ、皆さんスポーツジムに通いませんか?シニア限定の会員制スポーツクラブがあります。

★「スパ・サルーテ」(うるおい館2階)026-237-4127

http://spa-salute.com/

 

 

いつものようにグループの宣伝になって済みません!!

 

 

その他各お問い合わせは

★「ミラクル」墓石の洗浄、防水  TEL 0120-550-983

宜しくお願い致します。

 

 

エンディングノートは安楽院で無料にてお渡しできます。

 

終活相談、葬儀相談も含めて下記へご連絡ください。0120-550-983

 

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