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コラム

【終活ブログ】お盆という名のノスタルジー

2022/08/10コラム

皆様は「お盆」と言うと何を思い浮かべるでしょうか?

 

わたくしはスイカ・もも・だんご・トウモロコシ・お菓子・花火・お墓。

全て子供のころのイメージです。やはり食べ物が多いですね( ^)o(^ )

 

 

実はこの食べ物、お盆の墓参りの時お墓に載っているお供えものです。

わたくしの幼少のころ(ガキの頃)、お寺の墓参りについて行くと立ち込める線香の煙りの中、どこのお墓にもたくさんのお供え物がしてあって、それを片っ端から食べたものでした。

いえいえ盗み食いではありません。殆どの幼児や児童はみんなそうして墓地内を駆けずり回っていたのです。

ハエが止まっていようが、カエルが這っていようがそんなことはへっちゃらです。少しお腹は壊しますがそれは食いすぎのせいと片づけていました。

 

 

とにかくあの頃は楽しかったのであります。わたくしが生まれた青森県津軽地方の田舎町ではこんな慣習があったのです。このようにお盆はその地域ごとに様々な風習があるようです。

 

『お盆のうた』といえば、何か口ずさんで出るものはありますか?

 

★竹田の子守歌 

★北海盆歌 

★相馬盆歌 

★越中おわら節

意外と少ないですね。

北海盆歌はあのドリフターズの「8時だよ全員集合」のオープニング曲です」何のことや?と言う人はまだ若いです!

 

 

お盆の期間は8月13日から8月16日まで。

 

やはり旧盆のこの4日間が全国的には最多のようです。東京、神奈川など関東の一部は7月13日~16日。

ほか8月12日~16日の5日間。静岡県東部の一部では7月23~26日と言う地域もあります。

またお盆は8月中旬の内3日間だけという地域もあります。何れも農繁期などの理由で期間を変更したケースが多いようです。

 

さて今年の夏季休暇。お盆は13日が土曜日なので損をした気分の方もいらっしゃいますね。

11日が祝日(山の日)なので12日(金)に有休を取って6連休の方も!

ご予定のある方はコロナの第七波でもありますので無理のないスケジュールで注意してご移動ください。

 

お盆とは『先祖供養をする期間』のこと。

 

亡くなったご先祖をご浄土から現世にお迎えするのがこの期間です。

年を重ねていくと食べ物の楽しみというより、迎え火や送り火の時が神妙となり親の顔が浮かんできてしまいます。

 

もしかするとあちらとの距離が少しずつ縮まっているのかも知れませんね。

 

新盆(あらぼん、にいぼん)、または初盆(はつぼん、ういぼん)

 

その呼称も地域により様々です。

亡くなってから初めて迎えるお盆の仏事です。ただ四十九日が過ぎていないと翌年となりますが、宗派によっては四十九と一緒に法要することもあります。

 

盆提灯ですが20年位前までは、親戚の方々から我も我もと買っていただき10基以上になってしまうお宅もあり、賑やかなものでした。

わたくしはクルクル回る回転灯の不思議さにいつも目を奪われたものです。

 

今は数も減り、親族同士合議したうえで、喪主に盆提灯代として現金で渡すことも増えてきました。

成る程住宅事情や核家族化など考えると確かに合理的でもあり、毎年お盆の度に提灯の出し入れで苦労することもなくなってくる訳ですね。少し寂しい気もしますが。

 

神式(神道)にお盆は?『あります!』

 

神式にもお盆はあるので仏事とは限らないのです。

葬儀⇒葬場祭 初七日⇒10日祭 四十九日⇒50日祭 新盆⇒新御霊祭

(あらみたままつり)百箇日⇒100日祭 一年祭 三年祭 五年祭 十年祭 と続いていきます。

 

神式のお盆は仏教の盆棚に該当する祖霊舎を設けお供え物をします。

やはり先祖供養をするのです。迎え火も送り火もあります。

お盆は仏教から始まったように見えがちですが、日本古来より祖先崇拝の信仰があり神道が生まれ、暫くして仏教が伝わって習合し、現在のお盆の形が出来上がって来たのです。

 

お盆の行事『灯篭流しと万灯会』

 

お勧めの山ノ内渋温泉の万灯会は今年も中止のようです。

https://www.go-nagano.net/topics_detail11/id=19970

 

もう一つのお勧めは信州新町のろうかく湖の花火大会

http://shin-machi.com/event_hanabi2022.html

花火を見ながらの川面に浮かぶ灯篭流しがとても綺麗ですよ。

今年も8月15日ですがやはり2、3日前には必ず開催の確認をしてからお出かけください。

 

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わたくし事ですが、つい先日静岡県にあるお寺にお盆の墓参りに行ってきました。

こちらの終活も徐々に進んでおり、両親のお骨を長野に連れてくる段取りもほぼ出来ました。

向こうの石碑を処分し墓地を原状復帰させ、長野へ新たに埋葬することになります。

そこに「自分の入る場所」も造ります。いわゆる改葬です。やはりそれなりの費用は掛かるものですね。

まだ確定していないお寺への離檀料については10万~20万円になりそうです。

1年後には我が子に新しい場所の引継ぎが終わっているでしょう。

 

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終活が進むと同時に「心の安寧」を求める自分に気がついたりいたします。

そんな時、時々むかし読んだ小説をもう一度読みたくなってきました。

★太宰 治「トカトントン」

★遠藤周作「おばかさん」

★宮本 輝「優駿」

中でもお勧めしたいのは「優駿」です。お時間のある時是非ご一読ください。

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今年の夏祭りは規模を縮小して開催されているところが多くなってきました。

自粛しすぎず、出かけすぎずと難しい対応を求められている昨今。

このブログが皆さまのお目にかかる頃にはコロナの第七波のピークが過ぎている事を切に願い、どうぞ皆様には何事もなきよう心からお祈り申し上げます。

 

 

 

【終活ブログ】葬儀後の「遺影」どう扱う??

2022/07/16コラム

「遺影」の扱いについてご質問を受けることがございます。

ご葬儀が終わり、ご自宅に 帰った後、どうすれば良いのか?どこに飾るのか?保存しておくべき?処分方法は? この記事が皆様のご参考になれば幸いです。(本記事は一般的な仏式での解説となりま す)

 

ご葬儀後

遺影は四十九日の法要が終わるまで飾ることが一般的です。後飾棚にご遺骨と一緒に飾る のが良いでしょう。

宗派によっては、四十九日の法要が済むまで故人様の魂がこの世で過 ごされる、という教えもあります。納骨を迎えるその時まで、なるべく綺麗に飾りましょ う。

 

四十九日の法要後

納骨を終え、忌明けを迎えられた後は飾棚に飾る必要はございません。

もしご自宅に仏間 など、ご先祖様のお写真が飾られているようでしたら、そちらに並べるのがよろしいかと 思われます。

この時、遺影に向かって右側が位が高いとされています。そのため、お亡く なりになられた順番で右から左へ飾るのが良いでしょう。また、お仏壇の真上には飾らな いようにお気をつけください。これは、お仏壇の中はお浄土の世界と言われており、その 上に物を置かないというマナーがございます。(ご本尊を見下すような形になってしまうため)

何にせよ、仏様に失礼のない場所に飾るのがよいでしょう。また、遺影写真にリボンがか かっている場合は、このタイミングで外しましょう。

 

遺影の処分

実際のところ、遺影には宗教的な意味合いや保管しなければいけないという決まり・ルー ルはございません。

お盆や法事で使用する予定がなければ、極端な話、遺影は処分してし まっても構わないのです。

日本では宗教的な物事への関心が薄れているとはいえ、流石に遺影を処分するのは忍びな いという方もいらっしゃるかと思います。また、そもそもご自宅に仏間や和室などが無い という場合もあるかと思います。

そのような場合は、以下の対処法をご検討ください。

1.遺影写真を小さくプリントアウトしてもらう 写真館やカメラ屋さんでは写真を小さくプリントアウトしてくれるサービスがございま す。 L版や2L版程のサイズにしてしまえば、リビングに飾ってあっても違和感なく馴染むかと 思います。

2.データ化して保存する ご葬儀をしてくれた業者に、遺影写真のデジタルデータをもらうという方法もございま す。 デジタルデータにしてしまえば、保管場所の問題はなくなり、いつでもどこでも故人様の 生前の姿を振り返ることができます。

3.思い切って処分する 感情的なしがらみがなければ、思い切って処分してしまうことも可能です。遺影写真は素 材でいうと紙です。そのため、自治体の規定にしたがってゴミとして処分するという方法 もございます。ただのゴミとして処分するのが心苦しい場合は、遺影を布などでくるみ、 他のゴミと分けて処分すると、いくらか気分がましになるかもしれません。

4.葬儀社や遺品整理事業者などへ依頼する 有料になってしまう可能性もありますが、専門業者に処分を依頼するという方法もござい ます。自分で処分するのが心苦しいという場合には、ご葬儀をしてくれた葬儀社やお近くの整理事業者へお問い合わせいただくとよろしいかと思います。

 

結びとして

遺影写真は故人様の面影を残す一つの手段です。

保管方法はさまざまな手段がありますの で、ご自身の環境に合った方法をお考えください。

安楽院グループでは遺品整理事業も行 なっておりますので、このようなご相談にもお応えいたします。

 

最後になりますが、何よりも大切にしていただきたいのは「故人様を偲ぶ気持ち」を大切 にするという事です。

『遺影写真』という形が暮らしの中にある事で、ご遺族様の心の中 に故人様の存在が残りやすくなります。

葬儀が終わってはいサヨウナラ、ではあまりにも 寂しいですよね。

最近では、手元供養品も多く販売されておりますので、仏具屋さんやお 近くの葬儀社さんにご相談いただくのも良いかもしれません。 故人様との思い出や生前の姿を身近に感じるために、「自分らしい遺影写真との付き合い 方」を探してみてください。

【終活ブログ】お焼香について-②

2022/07/02コラム

今回は「お焼香その2」です。

 

先月はお焼香の基本情報、仏式でのマナーなどをお伝えしました。今回は、お玉串、献花についてご説明します。

 

お玉串奉奠の仕方

 

神式で仏式の焼香にあたるのが「玉串奉奠(ほうてん)」です。お焼香は以下の流れとなります。

 

①神官に一礼し、玉串を受け取る。右手は枝を上から、左手は葉先を下から持つ。

 

②玉串案(台)の前まで進み、一礼する。

③根本が手前になるように、時計回りに90度回す。

④左右の手を持ち替える。

⑤時計回りで根元を祭壇に向け、玉串案(台)に捧げる。

⑥数歩引いて、深く二礼する。

⑦2回忍び手(※)を打ち、深く一礼する。

神官と遺族に礼をして終える。

※忍び手とは音をたてないで打ち合わす拍手のこと

 

 

 

 

献花の仕方

 

キリスト教で仏式のお焼香にあたるのが「献花」です。

 

献花の作法はカトリックでもプロテスタントでも同じです。一般的に、白百合、菊、カーネーションなど、白い色の花が使われます。

 

またカトリックでは、献花ではなくお焼香の場合もあります。

 

 

①花が右側に向くように、両手で受け取る。

②遺影に向かって一礼する。

③根元が祭壇側に向くように、献花台に花を置く。

 

④深く一礼する。

※信者の方は十字を切る聖職者(神父・牧師)や遺族に一礼して終える。

 

 

宗教によってパターンは違いますが、故人に対してしっかり心を込めることは同じですね。

 

訃報があった場合は今回の内容を参考にしていただきご葬儀に参列ください。

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