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2019年02月

【終活ブログ】終活と仕事のおはなし

2019/02/23コラム

 

安楽院の終活ブログは今回で10回目という節目の回となりました。

どうも、終活ブログ編集担当Mです。

 

 

 

少し前の新聞記事になりますが、日本の人手不足が2030年には644万人に達するという調査結果が掲載されていました。

これは千葉県の人口(626万人)を上回る数字です。

 

この問題を打開するため、子育てに一区切りの付いた女性の社会復帰や、外国人労働者の確保、AI(人工知能)による技術革新など、様々な施策が試みられていますね。

 

 

そんな中、ひと際期待されているのがシニア人材の活躍です。

 

 

65歳以上のシニアは今や日本人の4人に1人と言われ、

総務省の調べによると、2017年のシニアの就業者数は807万人と過去最高を記録したそうです。

 

65歳以上の人口に占める就業率で見てみると、

男性は31.8%女性は16.3%で、いずれも6年連続で上昇しているとか。

 

 

さてさて、今後の活躍が期待されるシニア人材ですが、そもそも働く理由は何か?

そして今回のテーマである“終活と仕事”について、ここから本編です。

 

 

 

 

65歳以上を対象とした「働く理由の調査」が2017年に行われました。

その中で64.2%が「収入が欲しい」59.2%の方が「健康維持のため」と回答していました。

以下「社会との接点が欲しい」「仕事をする事が好き」「知識や経験を伝えたい」「目標がある」などなど理由は様々です。

 

事情は人によってさまざまですが、「経済的な理由」のみで働くのではなく、

働きながら人生を楽しめたら尚良いですよね。

 

 

そこで、「定年後に楽しく働き、生きがいを感じて暮らす」為にはどの様な準備が必要になるか、いくつかご紹介します。

 

 

1.これからの人生をイメージする

 

暮らす場所、仕事、いつまで続けたいかなど、よく考えてみましょう。

より具体的な方が後々のやる気にも繋がるので、この段階で目標を明確にすることがポイントです。

 

例えば、

「70歳まで働いて、田舎で悠々自適な生活をしたい」

「貯金が○○円に達したら○○をして余生を過ごしたい」

「孫が成人するまでは」

などなど。自分の興味のある事、打ち込んでみたい趣味など、色々考えてみてください。

 

 

 

 

2.仕事人としての自分自身を棚卸しする

 

自分自身のスキル、人脈などを振り返り「自分は何ができる人間なのか」もう一度見つめ直すのも良いでしょう。

 

現役で働いている方は今の仕事を続けていくのか、新しく別の仕事を始めるのか、

既に退職されている場合はどんな分野で働きたいかなど。

自分自身の希望する将来の姿と、仕事人としての自分の能力を比較して方向性を定めましょう。

 

 

 

 

3.仕事のロードマップを作る

 

60代以降に働くという事を考えた場合、社会人になってから今日まで積み上げてきた時間より、

ここから先の就業年数の方が短くなる事は明らかです。

 

時間は有限ですので、あまり寄り道はしていられません。

1年後、3年後、5年後、10年後と、なるべく細かい期間で仕事の目標設定(ロードマップ作り)を行いましょう。

 

 

 

さて、ここまで来れば、一通りの方向性と目標が見えてきているはずです。

あとは目標に向かって進むだけ。

 

ちなみに長野県には、公益社団法人長野県シルバー人材センター連合会があり、シニアの就労支援を行っています。

働きたい意志はあるのだけれど、具体的な仕事をイメージできない等、お困りの場合はここへ相談するのも良いかもしれません。

http://www.naganoren-sjc.com(公益社団法人長野県シルバー人材センター連合会)

 

 

 

 

 

人生100年時代と呼ばれる今、シニアでも働くことで生き生きと活力に満ちて日々を過ごせるという考えも広まってきています。

また、家にこもっているだけでなく、仕事を通して人と接することで、脳の活性化など健康面でも良い影響が期待できそうですね。

 

 

「元気が無ければ終活はできない」とも言われます。

そういう意味では、“終活と仕事”は密接な関係にあるのかもしれません。

この記事をお読みいただいた皆さんも、人生100年時代に備えて自分自身の終活と仕事について見直してみてはいかがでしょうか。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

次回の安楽院終活ブログのテーマは「誰にでも起こり得る“突然死”への備え」についてお届けします。

【平成31年3月2日(土)開催告知】「SHION大豆島」家族葬のこと 丸わかりセミナーのお知らせ

2019/02/21イベント

今年初めての家族葬セミナーを開催します。

費用、方法、気を付けたいことなど、家族葬の疑問に全てお答えいたします。

 

◇◆◇ イベント詳細 ◇◆◇

日時:2019年3月2日(土)

開催時間:10:00~12:00

会場:SHION大豆島 (長野市大豆島841-10)

HP→https://anrakuin.net/branch/s_mamejima/

特典:季節の花鉢を先着20名様(お一人1鉢)プレゼント

※参加無料

①10:00-10:50
家族葬のこと 丸わかり講座

講師:葬祭コーディネーター 黒栁 毅

・家族葬。一般葬のメリット、デメリットを徹底比較
・家族葬の費用は高い?安い?
・準備しておくべき3つの事

 

②10:50-11:10
家族葬専用ホールの見学ツアー

・家族葬ホールの裏側までお見せします。

 

③11:10-12:00
個別相談会

・専門の担当者が何でもお答えします。

 

●お問合せ

ブライト信州 企画広報部 026-237-7777

 

大切な人への思いと向き合うために。グリーフのおはなし。

2019/02/08コラム

 

 

長野県民の情報源といえば、そう、やっぱり『信濃毎日新聞』ですね。

活字離れと呼ばれて久しい昨今。とはいえ一定の世代にとって新聞は、まだまだ身近なメディアです。

 

 

ちなみに私が好きなページは読者の投稿欄「建設標」です。

ニュースの感想から身近な出来事まで、いろいろな意見や出来事を読むことができます。

 

 

建設標でときどき目に入るのが「身内の死」についての内容です。

祖父母、父母、ときにお子さんも。切ない別れ、故人への思い、あふれる感情。

そんな投稿を読んで、朝から泣けてくる日もあります。

 

 

 

 

深い悲しみ。悲嘆。苦悩。嘆き。

聞き慣れない言葉かもしれませんが、これらを英語で「グリーフ(Greif)」と言います。

大きな悲しみがもたらす身体上・精神上の変化のことですね。

 

 

例えばこんな例があります。

夜に眠れなくなる。ご飯が食べられなくなる。物忘れが多くなる。やる気が起きなくなる。

もしかしたら皆さんの中にも、こんな経験をされた方がいらっしゃるかもしれません。

 

 

そんな変化に「もしかしたら私、おかしくなっているかも?」と思っても、そんなことはありません。

これはとても自然な反応なんです。ご心配はありません。

 

 

このグリーフ。じつは、いろんなケースが対象になります。

「離婚」「失業」「ペットの死」などなど。様々な喪失の感情は私たちを時に大きく苦しめます。

 

 

 

不安的な状態にある人に、さりげなく寄り添い、援助することを「グリーフケア」と言います。

 

この言葉が広まるきっかけとなったのは、2005年4月に兵庫県尼崎市で起きたJR福知山線脱線事故と言われています。

 

さらに2011年の東日本大震災。大勢の遺族の方々が悲しみに暮れました。

この時もたくさんのボランティアの方々が現地に入り、復興のお手伝いをしましたが、中でも家族、親族、友人などを喪った方の「心のケア」の大切さは皆様の知るところだと思います。

 

しかし決してケアが充実していたとは言えないと思います。

サイコセラピスト、臨床心理士、或いはこの震災後に出来た臨床宗教士といった専門家も数は、決して多くないのです。

 

 

喪失の悲しみで空いてしまった心の空洞を埋めるのは、数多くのご家族に寄り添った、わたくしども葬儀を生業いとしている会社の役目でもあると思っています。

 

当社では昨年の12月にグリーフケアを目的としたイベント「第3回 追想のつどい~心を癒すお話しと音楽~」を開催しました。こちらに詳細が掲載さいれています。

第3回 追想のつどい

 

 

また皆さんの中で、グリーフケアの必要な場合があるかもしれません。そんなとき、手始めにできることがあります。その方法は、なるべく友人、知人などに自分の気持ちを聴いてもらうことです。

 

どんなことでもかまいません。「誰かに話をする」「想いを紙に書く」だけでも心が軽くなります。

 

また逆の立場になった場合。悲観されている方に「頑張れ!」と励まさないことがポイントです。相槌をしながらお話を聴いてくださいね。

 

 

 

じつは当社でも「傾聴型」のグリーフイベントを計画中です。決まった際は、こちらのHPでも情報を掲載いたします。

これからもお客様の「こころ」と「こころ」つなぐお手伝いをさせてください。

 

 

 

 

 

 

以上、今回は「グリーフ」についてお伝えしました。「終活」と「就活」のお話しです。