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2019年03月

【終活ブログ】生きがいを持つ。趣味を楽しむ。

2019/03/29コラム

 

 

先日、話題の映画「運び屋」を見ました。監督・主演は今年88歳になるクリント・イーストウッドです。

 

彼が演じたのは90歳の男性。ひょんなことから「運び屋」という犯罪に絡んだ仕事を引き受けるお話しでした。

 

 

 

じつはこの主人公、かつてユリ栽培の仕事で大成功を収めています。しかしその結果、家族との関係が二の次になりました。

 

「ユリの品評会を優先して娘の結婚式も出ない」なんてシーンも。好きなことに夢中になりすぎるのも問題ですね。

 

 

 

しかしながら私の目からは、イーストウッドが演じる主人公が愛らしく魅力的に見えました。

 

さらに88歳になっても、映画を撮り続けるイーストウッドの情熱も素晴らしいです。夢中になる「生きがい」があると年齢は関係ないですね。

 

 

さて第一回目で触れましたが、身体が動けるうちに様々なことを行うことが「終活」です。

 

「あちこち旅行に行く」「美味しいものを食べる」など、大いにお薦めいたします。

 

旅行、グルメ、音楽や映画鑑賞、スポーツ観戦、ウォーキング、登山などなど。趣味や生きがいとして、楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

話しは変わりますが、我が長野県。意外かもしれませんが、博物館の数が全国で一番多いのです。(2位は島根県、3位は福井県)

 

長野県には2016年の調査で215件の博物館があるそうです。

 

私が住んでいる長野市には、川中島古戦場に「長野市博物館」があります。市民にはおなじみですね。ここはプラネタリウムがお薦めです。

 

もし特定の趣味がない方がいれば、「博物館巡り」も楽しいと思いますよ。長野は最高の環境です。

 

(写真提供:長野県観光機構)

 

 

 

 

さらに長野県は美術館も多いです。こちらは同じ調査で全国2位。(1位は山梨県、2位は島根県)自然豊富なリゾート地に、美術館は相性が良いのでしょうね。

 

ひとつご紹介します。

長野の北信エリアにある「志賀高原ロマン美術館(山ノ内町)」は建物も印象的で、定期的に展覧会も開催しています。

湯田中温泉も近いですよ。ドライブしながら楽しめるスポットです。

(写真提供:長野県観光機構)

 

 

 

生きがいになる趣味があれば、心にも身体にもメリットがあります。イーストウッドに負けずに、人生を大いに楽しみましょう。     (F・T 記)

【終活ブログ】尊厳死について

2019/03/22コラム

終活~「やがて訪れる人生の終末をどのように過ごすか・・

       どのように締めくくるかを自分で決めること」

 

 

いろんな言葉を見聞きし、自分なりに考えもしましたが現状では

上記の言葉でわたくしは腑に落ちています。

 

終活にもいろんな考え方もあり“成る程そうだったのか⁉”

と合点するまでいかないことも、終活行動とならない要因かも知れません。

 

皆様はこれまでの終活ブログをほぼお読みいただけていると考え、漠然とでも自身の終活の方向を見出していただけていれば有難いのですが・・。

 

さて、あとはいつ行動するかですね。

60歳代ではなかなか始められず、70歳を過ぎてからぼちぼちという方が多いよです。

ご存知かも知れませんが結構芸能人も終活をしている方が少なくないのです。

 

★中尾 彬(俳優・終活夫婦という本を出版)

★夏木マリ(歌手、女優)

★久米 宏(アナウンサー)

★高橋英樹(俳優)

★泉ピン子(女優)

★有賀さつき(元アナウンサー・故人)などなど。

 

思い起こせば最近では芸能人やスポーツ選手などが、結構マスメディアにご自分の病気を公表され、その病と向き合いながら死と生を見つめているのではないかと思います。

 

 

記憶に新しいのは、樹木希林さん(故人)ではないでしょうか。

 

彼女は数年前自身が、がんであることを公表し仕事を続けておられました。

オモテには出ていませんが恐らく痛みや葛藤があったに違いありません。

しかしきっと満足して逝去されたのではないかと勝手ながら想像しています。

 

それは終活と言うものを彼女なりに実行し「生き方、死に方」を全うされ、ご自分の人生を締めくくったたように思えるからです。

 

彼女は「尊厳死」を表明していたのでしょうか?

 

 

さてここから本題の今回のテーマ「尊厳死」についてです。

まずは尊厳死と安楽死の違いをご説明します.

 

尊厳死とは

~末期の症状となり、治る見込みを絶たれた患者が、生命維持装置などの延命治療をせず、自然な死を迎える選択をすることです。~

安楽死とは

~肉体的、精神的な苦痛から解放する為に死を選択すること。人為的に死を早めることになります。

 

 

比して言うと、

「寿命を延ばさないのが尊厳死」

「寿命を縮めるのが安楽死」

ということになります。

 

何れも本人の意思確認と家族の同意が大前提なのですが、その基準が統一されたものもなく医療機関によって対応がまちまちなのです。

 

日本では安楽死や、或いは尊厳死でさえも法制化されておらず、患者やその家族が望んでも簡単には対応できないのが実情です。

 

そして過去の安楽死裁判では実行した医師に何れも、執行猶予のついた有罪判決が出ています。

また尊厳死については警察により事件化されることが多いのですが全て不起訴処分にはなっています。

 

 

 

私事ですが今から37年前、母親が末期がんで他界しました。

余命1年ぐらいとの宣告でした。

当時、未承認薬の丸山ワクチンのブームがありわたくしも何とか母親に投与をと願い出たのですが担当医師からは拒否をされました。しかし抗がん剤の副作用で苦しむ母を見かねて、それならせめて抗がん剤の投与をやめて鎮痛剤のみにして欲しいと懇願したのですが、これも叶わずでしたので、ワクチンを投与してもらえる病院を見つけて転院の準備をしていましたが宣告から3か月後、あっという間に旅立ちました。

 

今考えればわたくしは母の尊厳死を望んでいた訳です。

 

もし母が尊厳死を望む明確な意思表示があったとすれば・・当時はそれでも難しかったと思います。しかし現代ではその願いが叶うかもしれない時代がようやく来ているのかも知れません。少しでも早く国が中心となって明確な基準を作りをしていただく事を願うばかりです。

 

そんなわけで、以下はわたくしなりに様々な文献を読んで作った尊厳死の表明です。

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≪尊厳死の表明書≫

わたくしは、わたくしの傷病が不治の病のものであり、

また死が迫っている場合に備えてわたくしの家族、親族並びに医療に携わっている皆様に次の要望を表明いたします。

この表明書はわたくしの精神が健全な状態にあるときに書いたものに相違ありません。

従ってわたくし自身が破棄するか、撤回する文書を作成しない限り有効となります。

 

1.わたくしの傷病が既に死期が迫っていると診断された場合には、死期を延ばすための延命処置は一切拒否を致します。ただし苦痛緩和の処置はお願い致します。それによって死期が早まっても全く異存ありません。

 

2.わたくしが植物状態になった時は、なるべく早い段階で(1か月以内)生命維持装置は中止してください。

 

3.わたくしは臓器提供の登録をしています。移植が準備できるまでの延命措置は行ってください。長期になる場合でも2か月以内での判断をお願いします。

 

以上、わたくしのこの表明書にご理解ご協力をいただいた方々に心より深謝申し上げます。

また関わっていただいた皆様の行為には、一切責任がないことも明確に附記させていただきます。

ありがとうございました。わたくしに悔いはございません。

 

氏名          印       年   月   日 生
住所

 

————————————————————————-

 

以上となりました。わたくしは既に署名をし、エンディングノートに挟んで引き出しに入れ家族にも伝えてあります。

 

尊厳死協会にはフォーマットもあるようです。

登録して協会にサポートしてもらうのも良いかもしれません。

http://www.songenshi-kyokai.com/(日本尊厳死協会_公式HP)

 

 

 

東京都の公立福生病院が今まさしくこの問題で揺れています。

どうしても病院側へ批判的な過剰報道が目立ちますが、尊厳死肯定派のわたくしとしては、医療側の対応が後退しないかとても心配しています。

前出したように国の方で明確な基準がない為に、善か悪かだけの上っ面な報道になってしまうのです。

どうか安倍さん、進次郎さんでもいいですから真剣に議論し法制化をしていただく事を切に願います。

2019年3月23日   M.S  記

【平成31年3月2日(土)】大豆島「家族葬のこと 丸わかりセミナー」開催しました

2019/03/04イベント

2019年3月2日(土)にSHION大豆島にて「家族葬のこと 丸わかりセミナー」を開催しました。

今年初めてのセミナーでしたが大勢のお客様にご来場いただき、家族葬の詳しいお話を熱心に聴いていただきました。誠にありがとうございました。

 

次回は3月31日(日)南安楽院、SHION若槻にて開催いたします。

お近くの方はぜひお気軽にお立ち寄りください。

宜しくお願い致します。